2005年11月13日

宇宙戦争(原題:War of the worlds)

wotw.jpg
原作を読んだのは、たぶん小学生くらいだったはず。
確か、かなり噛み砕いて翻訳された児童書でしたね。
鮮明に憶えているのは、2点の挿画。
地下室に忍び込んでくる人間探知用の機械の触手と、やはり
長い三本脚の頂点に載った箱から怪光線を放つ、トライポッドのデザインでしたね。
さすがにオチは憶えてますが、肝心のお話の筋はさっぱりですから
やはり児童書における挿画の影響力は甚大ですね。

その二つのイメージが見事に視覚化されていたので、それだけで満足してもいいんですが
贅沢を言わせてもらえれば・・・ちょっと惜しい作品だったかな。
※11/14誤字修正しました。よりによってタイトルを(^−^;)

トムパパのトライポッド爆破シーンや、兵士にシールドの消失を示唆するシーン
これがまったくもって余計で、作品の重苦しい雰囲気がぶち壊しです。

せっかく序盤からトムの駄目家庭人ぶりを丁寧に描いていたのに・・・
半端に英雄的行為なんか挿入したもんだから
あ、そういやトム・クルーズだったね。
・・・って、せっかく没入してたのに我に返っちゃったじゃないですか。
火星人に対して、無力でいいんですよ、この作品のトムに限っては。
駄目親父が、あの状況下で娘の手だけは放さず、生き抜くところがポイントなんですから。

るしはは、最大の山場はティム・ロビンスを殺すシーンだ、と思っています。
あのパパが、娘の命を守るため、ティムをカルネアデスの板から突き落とす決意をする・・・その悲壮感あふれる演出(ダコタ・ファニングの子守唄が効果的)の後に、よくあるSFアクションよろしいシークエンスを持って来られてもね・・・
興が殺がれるだけですよ。
なんで、あんな安直な盛り上げシーンを入れたのかなぁ?
『魔女の宅急便』のラストと同じくらいイラナイですよ。
そういうのは『スターゲート』とか『ID4』に任せておけばいいのに。

もし原作にあるシークエンスなのだとしたら、スピルバーグ御免なさいですが(^−^;)

それがなかったら、DVD買ってたかもしれません。
それくらい全編緊迫感に溢れていますので、一見の価値はアリですよ。
やっぱりスピルバーグは『激突』、『ジョーズ』路線に戻ってほしいな〜。

それにしても、子供心にも『?』と感じた事なのですが
あんな科学力を持つ宇宙人が、防疫の概念を持ち合わせていないのは・・・
やっぱ笑えますけど、そのオチを変えなかった英断には(個人的には)拍手です!
posted by るしは at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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