2006年08月25日

「ドゥーム」(原題:DOOM)感想

言わずと知れた古典(だよね?)FPS(主観視点シューティング)の映画化。
DOOM_movie.jpg
「ドゥーム」(原題:DOOM)

いやあ、面白い!個人的に。
と、念のため断りを入れたくなる心理をどうか察して?(笑)
客観的に見れば、よくある「B級SF特殊部隊映画」・・・劣化「エイリアン2」以降ってことになるんでしょう。
パケ見る限りだと「ザ・ロック様主演映画」、が。

そう思って見ると、後半驚きの展開が待っています(笑)

では感想いってみます。

■まずはゲーム原作映画の重要ポイント、ゲームの再現度

同じくゲームを原作とする「サイレントヒル」と比べると、明らかに見劣りしますね・・・

○まず、背景美術がイマイチ!
ビジュアル的にイマイチなんですよね。(たぶん、予算が原因・・・)
火星への行程はアークという転送技術でなんと一瞬、宇宙や火星を映す壮大なシーンは(ほぼ)皆無。
(あ、でもアークの水玉転送は面白かったケドw)
その転送施設へ移動する際のヘリがまたショボくて・・・(^_^;)
メインの舞台となる火星の基地施設内部も、あまりこだわりを感じさせないセット。
明らかにゲーム版「3」のCGの方がスケールがある。雰囲気もね。

○武器関係もデザインイマイチかなぁ。
アサルトライフルとかゴテゴテしてて、構えてみたいって欲求がわいてきません。
登場武器の種類は、結構頑張ってたとは思うけどね。
BFGが最強兵器として登場したり(ここが譲れない一線ってヤツ?w)個人的に絶対外して欲しくなかったチェーンソーも出たしw
(ミサイル、プラズマ系は残念ながらスルー)
あ、BFGのデザインは良かったな。
(BFGは主人公に撃ってほしかったかも)

○お次はモンスター。
ゲームでは、実験により開いてしまったヘルゲートから溢れ出たデーモンと、憑依された人間が変容したモノがモンスターなんだけど・・・
映画版では設定変更。
火星の先住生物のミイラから抽出した遺伝子の感染が原因。
だからカコデーモンやロストソウル等、いかにも魔界(あるいは地獄)系のは出てこない。
登場モンスはインプ主体で、もしかしたらヘルナイトも?そしてピンキーデーモン。
(いや〜ピンキー氏登場時に予想できた人います?(笑))
あとはゾンビに、ゾンビ軍曹ですね。(うふふ♪)
インプはちょっとデザインがごちゃごちゃしてて残念!もっと「DOOM3」っぽくヌメっとした質感が欲しかったな。
その点、ピンキーデーモン(↓)は満点あげましょう!
pinkyi.jpg飼いてー!

しかしサイバーデーモン様未登場ってのは勿体無い気が。
そういえば「バイオハザード」もラスボス、タイラント登場しなかったなぁ・・・続編のため温存?
cyberdemon.gif
(↑サイバーデーモン様@AONO BB's HP様

■で、肝心のストーリー
(※以下オチにも触れてますのでご注意を!!)

もうちょい特殊部隊RRSTの面々に個性があれば、美術のショボさをカヴァーして、前半もっと面白く出来たかもしれない。
「プレデター」のダッヂと愉快な仲間達(笑)とか、ナターシャ・ヘンストリッジ主演のアレ(タイトル忘れたw)の捜索チームの面々とかね。
あまりにロック様に頼りすぎというか・・・
(ま、それがラストに効いてくるわけだけど)
あ、デュークと妹のやりとりは微笑ましかったな〜。後半それが生きなかったのが残念!

前半のいかにも「エイリアン2」的な閉鎖空間でバケモノと戦うぜノリから、モンスターの正体(実は変容した人間)が判ったあたりから、ちょっと毛色が変わって面白くなる。
ようはゾンビ映画のテイストが入って来るのデス!
(だから気に入ったのかって?まさしく!
変異体に噛まれると、感染し(死ぬほどの傷を負ってても復活)やがてバケモノに変容する!
死んだと思ってた施設の犠牲者の死体が次々消えていくのは面白かったな。

そして、アークを通して逃した民間人が感染している事に気付いた軍曹ことロック様は暴走し、「殲滅命令」を下す。
ここらへんで、なんとロック様が敵役に変貌。
パケ見て「ロック様主演映画ね!ステキ!」とか思った人でなくても吃驚。
ま、アレだ、「プレデター」でシュワルツネッガーが最期の敵だった!みたいな、ね。
非情な命令に反した隊員射殺しちゃったりもう完璧ヒールですロック様。
そしてその手にはBFGが!(まさにナントカに刃物w)

実際、主演はカール・アーバンなんですけどね。
「ボーン・スプレマシー」でおっかないロシアの暗殺者を演じた彼が、なかなかキュートな好青年を演じてます。いや〜、イメージ全然違うんで吃驚w
はっきりいって可愛い系(笑)
そこがまたラストに効いてくるんですが。

そして、判明する感染する者としない者の存在。
破壊衝動やサイコパス的資質を持つ者は理性をなくし、凶暴な肉食獣と化すけれど、そうでない者には、驚異的な身体能力(驚異的なパワー、代謝機能など)を与えるという!

ここでまたストーリーが一変。
重症を負ったリーパー(カール・アーバン)は例の遺伝子でスーパーマンになって復活!
(注:胸にS字マークはアリマセン念のため)
噛まれて悪い方向に感染しちゃった軍曹(ロック様)と、ガチンコ肉弾バトルを展開!!

正直、もうちょっと気障っぽい演出だったら、ほとんど北村龍平監督作です(笑)
あー、案外そうだった方が別の意味ではっちゃけたかもね(^_^;)
(日本刀は無理だから、絶対チェーンソーチャンバラがあったはずw)

しかし、ラスボスがサイバーデーモンではなく、なんと(ゲームでは雑魚の)ゾンビ軍曹ってとこは、(上方のの文句に反しますがw)まぁヒネリは利いてて面白かったかなw

■話題のFPSシーン

さて、この映画の話題の一つ、
FPSゲームの映画化だからFPSシーン入れちゃった!
ですが・・・

これが後半のクライマックスシーンを盛り上げるのに滅茶苦茶効果的に使われていてグゥ!(≧∇≦)b
ピンキーデーモン戦は劇場で見たかったかも!
やっぱ主観視点って、それだけで臨場感を増すもんなんですねぇ・・・


■総評
まーB級です。
一風変わったエイリアン2モドキ。
原作ゲームファンにはニヤリとする要素はあれど、忠実な映画化ではないので注意。
ただしFPSシーンは一見の価値はあります。
あと、全然怖くないのでるしは的には助かりました(^_^;)
個人的にはDVD買って満足でした♪
posted by るしは at 01:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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